これだけ知っておけば怖くない!

どんな投資商品にも必ず「リスク」があります。例えば株には「買った時よりも株価が下がる可能性」が常にあるように、FXにも「上がると思った通貨が下がる」というリスクがあります。

特にFXの場合はレバレッジ「てこの原理」のことです。FXでは少ない資金(証拠金)で大きな取引ができるしくみをレバレッジと呼んでいます。」をかけることで投資資金の最高25倍の取引ができるため、短時間で利益の幅も損失の幅も非常に大きくなることがあります。利益の場合はいいですが、「知らないうちに損失が大きくなっていた」なんていうことがないように、対策が備えられています。

マージンコールとロスカット

FXの場合、預け入れた投資資金を「証拠金取引を行うために担保としてFX会社に預けるお金のことを言います。」として、それを担保に何倍もの取引ができるようになっています。
為替相場外国為替市場において異なる2国間の通貨を交換(売買)するときの交換比率のことを言います。為替レートとも言います。は刻一刻と動いていますから、あなたが取引している通貨の相場に連動して証拠金の価値も変動しています。これを「証拠金維持率取引に必要な証拠金に対して、純資産額の占める割合のことです。ロスカット値はFX会社によって異なりますが、証拠金維持率は余裕を持たせておくのが理想です。」と言います。

証拠金維持率が一定の水準を割り込むと自動的にメールなどでお知らせが来るようになっています。これを「マージンコールFX会社が定める一定の証拠金維持率を下回った場合のアラートメールのこと。通常は証拠金を追加するかポジションを決済して証拠金維持率を上げる必要があります。」と言います。

マージンコールが来たら「証拠金を追加する」か「取引の規模を小さくする」などして証拠金維持率を指定の水準にキープします。そして次のチャンスを待つのです。

証拠金維持率が一定の水準以下になるとマージンコール、ロスカットが発動

証拠金維持率(%)
120% 通常通りの取引が可能!
100%以下 マージンコール発生! FX会社が定める一定の証拠金維持率を下回った場合、メールなどで通知がきます。
証拠金を追加するか、ポジションを決済して証拠金維持率を上げる必要があります。
50%以下 ロスカット発動!	すべてのポジションが強制的に決済されます。ロスカットになる前にしっかりしたリスク管理をしておく必要があります。
※FX会社によってマージンコール、ロスカットの発動条件・ルールは異なります

マージンコールが来たにも関わらず、証拠金を追加せず取引内容も変更しないままでいると、相場が自分にとってより不利になった場合は証拠金維持率がさらに下がります。これがFX会社で定めている水準を割り込むと「ロスカットさらなる損失の拡大を防ぐために含み損が一定レベルに達したときに自動的に強制決済されるしくみを言います。ロスカット値はFX会社によって異なります。」が発動します。

ロスカットとは言うなれば「強制終了」。証拠金維持率がここまで低くなっているということはかなりの「損失」が出ていることになりますが、FX会社が取引を強制的に決済し、その損失を確定させてしまいます。さらにその後の取引もできなくなります。

「強制終了」というとなんだか怖く聞こえますが、要するにロスカットは「さらなる損失の拡大を防ぐためのシステム」なのです。

損切りが大事

FXの初心者が陥りやすいミスとして典型的なのが「損失をずるずる広げてしまう」こと。相場が自分にとって不利になった時に「損失を認めたくない」という気持ちが働き「もう少し待てば回復するかも知れない」といって何も対策をせず「もう少し、もう少し」といって結局は損失を大きく広げてしまうのです。

損失が小さいうちに取引を決済することを「損切り」と言いますが、FXに限らず投資初心者はこの損切りがなかなかできず、結果的に傷口を広げてしまうことが往々にしてあるのです。しかしこれは未然に防げます。

多彩な注文機能で「マイルール」を徹底せよ

それはFX取引には多彩な「注文機能」があるからです。「もし1ドル=●●円になったら○万通貨を売る(買う)」というようにあらかじめ条件を指定した注文ができるのです。

つまり「相場が自分に有利になった時に実行される注文」だけでなく「不利になった時、損失が小さいところで実行される注文」も出しておくのです。そうすればパソコンやスマホにかじりついていなくてもチャンスは逃さないし、損失を無駄に広げることもありません。

注文機能を使ってリスクを回避!

「いくら儲けたい」だけではなく「損失は最大でもここまで」というマイルールを作り、多彩な注文機能でそれを実行できるようにしておく。この姿勢こそが、忙しい方でもFXを長く楽しむ秘訣です。

マージンコールFX会社が定める一定の証拠金維持率を下回った場合のアラートメールのこと。通常は証拠金を追加するかポジションを決済して証拠金維持率を上げる必要があります。は怖いものではありませんし、ロスカットさらなる損失の拡大を防ぐために含み損が一定レベルに達したときに自動的に強制決済されるしくみを言います。ロスカット値はFX会社によって異なります。ですべてが終わるわけではありませんが、できればこの2つとは縁のない、堅実な取引を心がけましょう。

FXで利益をあげたら税金を納めましょう。

いくら儲けても税率は20.315%

FXの利益にかかる税金は所得税と住民税を合わせて「一律20.315%」です。小さな儲けでも億単位の巨額な儲けでも同じです(ただし20万円以下は税金がかかりません)。

つまりFXであげた利益が1年間に100万円だったら、税金は

100万円×20.315%=20万3,100円(100円未満切り捨て)

です。

申告分離課税 20.315%

利益の計算はFX会社がやってくれる

利益の計算はあなたが口座を持っているFX会社がやってくれます。「年間損益報告書」「年間収支報告書」などと呼ばれるレポートをいつでも見ることができますし、印刷もできますので、記載された利益の金額を確定申告書の所定の場所に記入するだけです。

確定申告書も国税庁のホームページ上で入力・作成できますので、自分で計算する手間はありません。簡単ですね!

FX 利益と税金 FX 利益と税金

知らないと損してしまう可能性も!損失の繰越や確定申告、FXの税金についてわかりやすく説明します。