FXマーケット斜め読み!

先週20日金曜日の米ドル円は113円付近でもみ合う展開が続いたあと、欧州市場ではスペイン政府とカタルーニャ自治州政府の対立が懸念されたことによる欧州株安からリスクオフの円買いが強まり、112.44円まで下落しました。

週が明けた東京市場では先週金曜日まで13連騰を続けた日経平均株価への期待から今度はリスクオンの円売りが強まり米ドル円は113.31円まで上昇。その後日経平均株価が14連騰を達成すると欧州市場では一時113.47円まで上昇したものの、米長期金利の低迷を受けて113.07円まで下落しました。

続くNY市場でやや持ち直して113円半ばに近づいた米ドル円は、明けて24日の東京でまたもや日経平均株価が高値を更新したわりには伸びず113.58円どまり。それでも続く欧州市場では欧州株高と米長期金利の上昇を材料に113.92円まで上昇。さらにNYでは米税制改革への期待から一時114円に乗せました。

25日の東京市場では日経平均株価が前場に一時下げたことで米ドル円は113.75円から113.80円付近での推移。しかし取引が欧州に移ると米長期金利が上昇したことでドルが買われ、一時114.24円まで上昇しました。

そのあとのNY市場では米株の下落によるリスクオフの円買いから米ドル円は113円後半に。明けて26日の東京でも113.70円付近での取引となっています(10/26 9:30現在)。

衆院選で与党が圧勝したことにより、アベノミクス政策継続への期待から歴代最長の16連騰を記録した日経平均株価も25日で一服。米ドル円も26日朝の時点では114円台に定着することはできていません。

米FRBの議長人事が大詰めを迎えており注目が集まっています。一方、日本では来週日銀金融政策決定会合が開かれ、終了後には黒田日銀総裁が記者会見を開きます。アベノミクスの「加速」に向けて金融緩和政策が維持されると見られている中、来年4月に任期が切れる黒田総裁がどんなコメントをするのか、こちらも注目です。