FXマーケット斜め読み!

先週木曜日(11/30)のNY市場でいったん111円台まで下落した米ドル円は、そのあと米税制改革案に難色を示していた米上院の有力議員が法案支持を表明したことで法案の年内成立期待が高まり112円半ばまで急上昇。

翌日の東京市場でも米ドル円は112円半ばを維持したあと、欧米市場では米長期金利の低下を受けて112円前半まで下落。続くNY市場では一時112.87円まで上昇しましたが、いわゆる「ロシア疑惑」による米の政情不安定を懸念して再びドルが売られ、111.41円まで下落してしまいました。

しかし週明けの東京市場では米税制改革法案の成立期待から米ドルが上昇。大きく窓を開けて始まった米ドル円相場は午後になると一時112.80円まで上昇。欧州では一時113円を突破しました。

NY市場でも一時113.09円まで上昇した米ドル円でしたが、原油先物の下落などを受けて112円前半まで下落。5日の東京では米長期金利が持ち直したことで112.50円付近での取引。欧州でも同じような展開が続きました。

続くNY市場では再び米税制改革の年内成立期待からドルが買われて米ドル円は一時112.87円まで上昇。しかしそのあと発表された11月ISM非製造業景況指数が予想以上に低かったことで112.53円まで下落してしまいました。

さらに翌6日の東京市場ではトランプ大統領のエルサレム首都認定により中東の混乱が懸念され米株も米長期金利も下げたことでドルが売られ、米ドル円は112円ちょうど付近まで下落。続く欧州でも112円前半で低調な取引が続きました。

そのあと発表された米11月ADP雇用統計が振るわなかったものの、12月利上げや米税制改革への期待の期待は根強くNY市場での米ドル円は一時112.38円まで上昇。明けて7日の東京市場でも112.40円付近での取引となっています(12/7 AM10:30現在)。

今夜はいよいよことし最後の雇用統計ですね。市場予想は、非農業部門雇用者数については(ハリケーンの影響があった月を除いて)ほぼいつもどおり。失業率も前回と同じ予想。しかし平均時給は大きな伸びを予想しており、結果がこの通りとなれば12月の追加利上げは決定的なものとなるでしょう。

発表は22時30分。絶対注目です!