FXマーケット斜め読み!

先週木曜日のNY市場で米経済指標が好調だったことを受けて一時106.85円まで上昇した米ドル円は、明けて16日の東京市場では日経平均が上昇したにも関わらず106円割れ。

続く欧州市場でも株は全面高でしたが、米ドル円の上昇は106.19円まで。NYではロシア疑惑への懸念からいったん106円割れしたあと106.40円まで反発しました。

週明け19日の東京市場で日経平均の堅調ぶりもあって106.50円半ばまで上昇した米ドル円は、NYが休日であることを受けて欧州では動意薄。

それでも20日の東京では株がさえないながらも米長期金利の上昇を受けて106.94円まで上昇。さらに続く欧州でも107.20円まで上昇しました。

次のNYでは米財務省による入札を控えて債券利回りが上昇。ドルが買われて107.38円まで上昇した米ドル円は、明けて21日の東京でも株高を追い風に107.80円での取引でした。

欧州では107.34円まで下落しましたが、そのあと発表された米FOMC議事要旨で景気に楽観的な見方が示されたことで、利上げが適切であることが再確認され米ドル円は一時107.90円まで上昇。明けて22日の東京でも107.72円付近での取引となっています(AM9:30現在)。

先週末、久しぶりに105円台を見た米ドル円もやや持ち直していまのところ107円後半ですが、1週間を振り返ってみると長らく続いた株との相関関係はまちまち。シンプルに株高だからドル買いだ、株安だから円買いだ、とはいきません。

多くの米FOMCメンバーが株安を問題視しておらず、「3月利上げ」「今年の利上げは3回か4回」との見方が広がっているように、そろそろ株と米ドル円との相関関係を見直す時なのかも知れません。

次回の米雇用統計は来週ではなく、3月第2週である9日(金)。まだちょっと時間がありますので、戦略の練り直しに使ってみるのも良さそうです。