FXマーケット斜め読み!

先週金曜日(2/23)の米ドル円は、NYダウが上昇し日経平均も堅調だったことで一時107円に乗せたものの、107円に定着はできず。続く欧州市場でも米長期金利の低下などで106円後半での取引となりました。

週明け26日の東京では押し目買いによるものか米ドル円は午前中一時107.20円まで上昇しましたが、やがて買いも一服して106円半ばに。午後も日経平均が伸びた割に円は売られず結局は106円半ば。それでも欧州では欧州株高やNYダウ先物の上昇を受けて106.80円まで上昇しました。

次のNY市場で一時107円を回復した米ドル円は明けて27日の東京では日経平均の上昇も材料とならず107円の壁に阻まれる展開。続く欧州でパウエル米FRB議長の議会証言に対する期待から107.11円まで上昇すると、NY市場ではそのパウエルFRB議長が利上げ継続を示唆したため一時107.68円まで上昇しました。

28日の東京、続く欧州ともに株がさえない中にあって107円前半を維持していた米ドル円でしたが、続くNY市場では米第4四半期GDPや米1月中古住宅販売件数といった重要指標がさえず、ドルが売られて106円半ばまで急落。月が明けて3月1日の東京でも106.65円付近での取引となっています(AM9:30現在)。

パウエルFRB議長は27日に下院金融委員会の公聴会で「経済に関する私の個人的な見通しは12月以降に強まった」「労働市場は力強さが続いている」「インフレ率が目標に向けて上昇しつつあるとの予想に対する自信を強めるデータがある」と強気の発言を続けました。

それらが金利にどう影響するか、との質問に対しては「3月20-21日に開催される次回会合でFOMCメンバーに委ねる」とし、「私は予断を持ちたくない」とも答えています。

このタカ派発言により米株は下落しましたが、米長期金利は急伸。米ドル円も一時107円後半まで上げました。今年の利上げ回数について「4回」という期待も出てきそうです。

雇用統計は第2週の3月9日。来週はその前にもISM製造業景況指数、ISM非製造業景況指数、ADP雇用統計、米地区連銀経済報告(ベージュブック)と重要指標が続きます。もちろんすべて要チェックです!